高配当株投資は配当金がもらえるから楽しい

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投資効率ではインデックス投資に軍配が上がります。

投資信託では、企業が得た利益を自動的に同じ商品に再投資して、投資家の保有口数を増やしてくれます。保有口数が多ければ、基準価額1が上がった時に大きな利益を得る事ができます。

投資のモチベーション維持には高配当株に軍配が上がります。

長期投資で恩恵を受けるには、やめることなく長期間相場に居続けなくてはならない。

相場にいるというのは、”株”を売らずに持ち続けるということです。

インデックス投資と高配当株の2つの特徴を理解する事で、投資のモチベーションを保ちやすくなります。また、目的やライフプランがはっきりしている人はどちらかに特化することで目的の達成が早まるかもしれません。

インデックス投資の特徴(投資信託)

インデックス投資とは、市場の値動きを示す指数(=インデックス)の値動きに連動をめざす投資手法です。(インデックスの例:日経平均株価、TOPIX、S&P500 、ナスダック総合指数など)指数に連動する成績を目指す商品パックになっているので、1個の商品を購入する事で広範な分散投資が行え、リスクヘッジになります。また、市場の動きに連動しているため、投資対象の国の景気が良くなれば、自身の資産も増加するのでイメージを掴みやすい商品です。

日経平均株価

日本を代表する225社で構成される指数。

株価が高く、発行株数が多い(大企業)ほど、多く組入れ、小さい会社はそれなりの比率で採用している(株価✖️発行済み株式数=時価総額と言います)

この採用方式を時価総額加重平均と言います。

インデックス投資商品の例

日経平均株価
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim オール・カントリー(全世界株式)
VTI
VT

インデックス投資の場合、基準価額が購入価格より値上がりしている場合は含み益といい、実際には使う事のできないお金である。売却して初めて利益確定となり、口座から引き出して利用できるようになります。

例(課税を考慮しない場合)

50万円(購入価格)→70万円(現在価格)の場合

20万円の含み益(この時点では引き出せない)

売却することで20万円の利益が確定(口座から引き出せる)

つまり、安く買って、高く売る事で初めて利益が出る仕組みとなります。20〜30年続く長期投資の中で、含み益の時はほくそ笑むことができるが、含み損の時は投資をやめたくなるかもしれません。

しかし、売れば”損”が確定することになるので、中々売れない人が多いのが事実です。(含み損で売れない株のことを塩漬けと言います)

果たして含み益の”悦”と含み損の”絶望感”と均等に付き合えるでしょうか?

投資初期の頃は特に含み損や含み益を行ったり来たりすることが多いです。

気になって1日に何度もログインしたり、ヒヤヒヤしていては疲れてしまいます。長期投資では、10年、20年かけて、➕(プラス)の運用成績を目指すことを念頭に置き気長に続けましょう。

高配当株投資のメリット

企業が稼いだ利益の一部を配当金としてもらうことができます。

配当金を出さない事を”無配”と言い、前年の配当に比べて配当金を増やすことを”増配”、配当金を減らすことを”減配”と言います。

配当金は「1株あたり〇〇円」という形で表され、持っている株数に応じて配当金がもらえます。

高配当株とは、投資金額に対して配当金額水準が高い企業を指します。高配当株と言われる基準は一般に配当利回り3〜4%程度です。(100万円投資したら、年間3〜4万円の配当金がもらえるイメージ)

配当利回りは配当実績➗株価で求められます。
つまり、株価が安い時に購入した方が配当利回りが高くなります。

高配当株ETFの例: VYM、HDV、SPYD、VIGなど

米国高配当株の場合、1年に4回(3、6、9、12月)配当が支払われる。株を保有している期間も配当金による定期的な収入が発生し、株を持っていて良かったという思いができる。高配当株の特徴として、成熟期業(ぐんぐん業績を伸ばしていく企業ではない)が多いため、株価の大幅アップは期待できない。逆を言えば、株価が下がると配当利回りは上がるため、市場が下落局面でも一定の買いが入る。インデックス型に比べ、下落幅は小さくなる。(構成セクターによるが、暴落耐性あり)高配当株のデメリットは投資効率だ。配当金も課税対象になるため、インデックス投資と比較すると、値上がり益(キャピタルゲイン)では見劣りする。高配当投資先の企業の選び方は

  • 投資先企業の売上高、利益高は堅調か
  • 配当の継続性があるか
  • 減配を繰り返していないか
  • 1株あたり純利益、1株あたり純資産が右肩上がりか
  • 自己資本比率は低くないか(50%程度)
  • 配当性向は高すぎないか(80%など)

これらが、人気米国高配当ETFでは満たされている。おすすめは VYM、HDV。

とにかく買い続ける

株式相場の中で重要な事は、将来性のある投資先を選定し、下落局面でも買い続ける事だ。投資開始初期だと下落局面は日に日に資産が目減りする。(含み損が膨れる)この時、”投資開始時に思い描いたプラン”を忘れたり、信じられなくなると、安く売り叩いて株をやめてしまう。こんな時、高配当株投資をしていると”お、安く買えるチャンス””買い増しして配当金を増やそう”と下落局面がチャンスのように感じられる。人間、現金なもので(笑)配当金を受け取った経験があると、前向きになれるものだ。インデックス投資においても下落局面でしっかり買い付けていれば、その後の上昇局面で大きなリターンを得られる。成長性のある投資先(人口、GDP、法律)であれば、株式相場は上昇と下落を繰り返し、長期では右肩上がりで成長する。

稲妻が輝く瞬間に市場に居合わせなければならない

”敗者のゲーム”(チャールズ•エリス著)という投資の名著がある。上記は、その一節があまりにも有名で投資の格言になっている。株式相場の大きな上昇局面(稲妻が輝く瞬間)は、さほど多くやってこない。過去28年間のS&P500の平均リターンは11.1%だった。その間ベスト上昇局面10日を逃した場合のリターンは8.6%まで減少し、20日逃せば6.9%、30日逃せば5.5%までリターンは悪化する。

何が言いたいかというと、暴落や不景気があるから、株価は大きく下がる。その後の好況やイノベーション、経済施策により上昇局面を迎える。下がるから上がるのだ。暴騰を迎える前の下落局面でしっかり買い付けて、種まきをした者のみがその後の果実にありつけるのだ。そのためにも下落局面で投資から退場しないよう、しっかり学ぼう。

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  1. 基準価額
    投資信託の価格を表すプライスの読み方です。
    価格は1万口あたりの金額を指し、基準価額10,000円の商品を1万円分購入する場合、
    保有口数は1万口になります。 ↩︎

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