車を少しでも高値で売るには?

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バイバイ、マイカー

投資を始めた株男くんから車を売却したいと相談があったので、売却までの流れと、高額査定のおすすめポイントを紹介します。

株男くんは、会社の人事異動で公共交通機関で通勤すると不便だったため、通勤に使用するために車を購入したのが当初の購買理由でした。

使わなくなった車と維持費のコスパが悪いため、毎月、毎年、隔年とやってくる出費を削減し投資にまわしたいというのが株男くんの切なる想いです。

車購入後の変化

車を購入して通勤していたのも束の間、またしても人事異動で勤務地が変わり車で通うほうが時間がかかる場所への異動の為、運転機会が激減しました。

車を所有のメリット
  • 日常の大きくて重い(米・水・家具)買い物が楽になった
  • 公共交通機関が行き届いていない場所への移動が楽になった
  • 雨の日の外出が楽になった
車を所有のデメリット
  • 使わなくてもお金がかかる
  • 使わなさすぎによる故障・修理でお金がかかる
  • 意外と公共交通機関でどこでも行ける

結論:売却金額と将来得られる金額

車種:HONDA『フィットシャトル』

売却金額:28万円

1年間で削減できる固定費:194,000円

20年後の投資評価額:131万5千円円

削減できる4つの固定費

まずは車を売却すると得られる、メリットを数えてみましょう。

駐車場代

株男くんはマンション住まいで、マンションの駐車場は月額8,000円の料金が発生していました。

8,000円✖️12ヶ月なので、年間96,000の削減になります。

自動車税

自動車税はエンジンの大きさによって決定します。

1500ccの車なので、金額は年間34,500の削減になります。

保険料

条件

  • ゴールド免許
  • 年間走行距離11,000km以下

以上の条件で保険料年間約30,000円~37,000
※インターネット割引1万円を計算に含みます

ここでは間を取って年間保険料33,500とします。

車検代

2年に1回の法定点検と消耗部品の交換が義務づけられているのが車検です。車検代金は毎回6万円程度だったので、年間30,000の削減になります。

削減できる固定費合計

 駐車場代 96,000円
+自動車税 34,500円
+保険料  33,500円
+車検代  30,000円(年換算)
194,000

年間194,000円ものお金を投資に回せます。

20年後の投資評価額

売却金額28万円を元手に、毎年の固定費だった16万500円を投資に充てて運用し、運用リターンは5%と仮定すると運用成績の推移は以下のようになります。

ガソリン代や消耗品交換を含めれば、毎年20万円以上発生していた維持費が無くなり、20年間で130万円を超える資産形成が可能です。

仮に車を乗り換えずに20年間保有し続けていれば、20年✖️20万円で400万円の出費が発生していたことになります。

400万円の出費が発生する行動と、130万円の資産形成。この差は大きいですね。

高値で売れた3つの理由

  • 年式
  • 走行距離
  • 保管状況

年式

10年前の車なので、とても状態が良いとは想像しにくい車です。一般に日本人の平均で年間1万1,000㎞です。(国土交通省調べ)後述しますが、年式の割りに走行距離の短い美車として、査定してもらえたように感じます。

走行距離

10年前の車で走行距離7,000㎞は異常値です。日本の平均値の10分の1以下の走行距離なので、売りに出した時差別化の要因になったことでしょう。

走行距離が短い=使っていない
ということになるので、シートの摩擦ダメージも無くほとんど新車のような状態です。

中古車サイトを見ている購入希望者からすると、10年10㎞のような他車と比べて目に止まる条件になるはずです。

保管状況

今回の車輌は3階建て立体駐車場の2階で保管されていました。屋根のある場所で保管していた事で、雨風にさらされる事も少なく、天候ダメージを回避できていました。

車の経年劣化の大敵は紫外線です。人間の紫外線ダメージと同じく、車も紫外線でダメージを受けます。

  • ボディの色褪せ
  • シートやインパネの色褪せ
  • タイヤの劣化

高額売却4つのポイント

なるべく高く売るための準備をしましょう。今回紹介するのは以下の4つです。

  • 相場を知る
  • 一括査定
  • 実車査定
  • 複数人で訪ねる

相場を知る

まずは中古車サイトで自身が売却予定の車の市場価格を知りましょう。

人生で売買回数の少ない車なので、価値がわかりにくいと強気になれないのが自動車売買です。

例えば、玉ねぎ1ネットがスーパーで178円で売られていれば安いですよね?逆に300円で売られていたら高く感じますよね?これが経験値です。経験値の高いものは判断基準が養われるのですが、売り買いする回数が少ないと割高なのか割安なのかわからないんです。

売る予定の車がいくらで売っているのか、知ることができれば売却価格の目安にすることができます。

カーセンサーなど中古車販売店の掲載サイトを利用すると、簡単に検索することができます。

車名、車種名、年式、走行距離

これらを入力して自分が売ろうとしている車の条件に近い車が、いくらで売られているのか確認しましょう。

出典:カーセンサー

価格は車輌本体価格を見てください。

買取金額+整備費用(修理)+販売店の利益=車輌本体価格

買取金額が皆さんが買取店に売却する金額です。

これを想定することでまずは心の準備をしましょう。

一括査定

次に大切なことが、相見積もりをすることです。

手間は少しかかりますが、複数の業者に査定してもらうことでより詳細に相場を知ることができます。

あなたはその業者の中から1番高値をつけてくれた業者に売却すれば良いだけなので、判断の必要も無くなります。

注意点としては、一括査定の金額はあまり高額回答が得られないという事です。

理由としては、車の痛み具合がわからないからです。

  • 傷があるかもしれない
  • 事故、修復歴があるかもしれない
  • シートの摩擦や経年劣化によるくたびれがあるかもしれない

これらの情報がわからないので、買取店は年式やボディカラー、走行距離のみで判断するしかないのです。

一括査定で高値をお客さんに伝えて、後に実車を見て「傷があるので査定額を下げます。」

これでは心象が悪いですよね?これが一括査定だけで高額査定を得られない理由です。

メールの返信内容や電話連絡の応対の雰囲気、査定金額を元に実際に車を見てもらう買取店を2〜3社に絞りましょう。

一括出張見積もりに登録をすると、多い時は5社ほどから連絡がきます。
そのうちの2~3社を同時に出張見積もりに来てもらい査定してもらうと金額が少し上がるそうです。
日程が合えば3社を呼ぶといいでしょう。
買い取り業者からするとどこよりも早く査定に来て、いち早く買い取りたいので「もっと早い日時でも大丈夫ですよ」とか「ほかの会社さんとも、どこかとお約束してますか?」とか聞いてきます。
他社とも約束があると正直にいうと、露骨に嫌がるところもあったり、やんわりと断られることもあるかもしれませんので、ご注意を。

一括査定は売却先の候補選びの第一歩として活用しましょう。

実際に販売店を訪ねる

買取店によっては無料で出張査定にも対応してくれます。

仲間と一緒に行く

できれば自動車を何台か乗り継いでいたり、少し経験値のある人に同席してもらいましょう。

売る側が素人丸出しで弱気だったり、無茶な買取金額を求めても商談は上手くいきません。

売る側はなるべく高く売りたいし、買取側はなるべく安く仕入れたいものです。

また買取店側は大体1名の担当者がついてくれるので、2人で来店する事で多少プレッシャーをかけられることを軽減でき、相手のペースにハマることを防いでくれます。

商談の流れ

  1. 一括査定サイトの査定で5万円を提示される
    • 当初、ネット上での査定額は5万円
    • 株男くんの希望売却額は最低25万円
  2. 買取店を訪店、アンケート用紙の記入
    • 一括査定サイトから印象の良かった3社をピックアップ
    • 実際に訪ね、査定の依頼
      • 売却の理由、乗り換えの有無など簡単なアンケート
  3. 実車査定
    • アンケート記入の間に実車査定をしてもらいました
  4. 希望買取額の確認
    • 今回売却先に決定したA社の担当者は、「希望売却額を聞いてきました」
    • 株男くんは20万円台と回答しました
  5. 回答待ち
    • 担当者は上司の承認をもらうため離席
    • 実車査定の本部からの回答確認
    • 査定の結果は22万円
  6. 商談
    • こちらは買取金額の増額を希望
    • 以下の事を条件に、買取金額UP
      • 売却意思の確認
      • 売却日程の約束
  7. 回答
    • 28万円の回答で、Tさんは商談成立の意思決定

今回の車輌は無理を言って40万円、目標は32万円ぐらいかな…と想定していたところ、28万円の査定結果だったので、まずまずの結果だったと思います。

何より株男くんが満足し、喜んでくれてのが良かったです。買取店の担当者さんとの関係もありますし、あまり無理を言ったり、相見積もりに時間を費やし過ぎるのも、これ以上やってもあまり金額が変わらなさそうというのが株男くんの感想でした。

実際3社に実車査定してもらい、査定や商談にかかった時間は1社あたり1時間強でした。

売却に必要な書類

  • 実印
    • 持っている判子を市区町村の役所で実印登録したものです
  • 印鑑証明
    • 役所で実印登録していれば発行できる書類です
  • 車検証
    • 車の中の保管している人が大半です
  • 納税証明書
    • 毎年5月に通知ある、自動車税の控えです

売却後の代替案

自動車を売却した株男くんは生活満足度を落とさないために、2つの代替サービスを導入しました。

タイムズカーシェア

株男くんの自宅近くのカーシェアはタイムズカーシェアでした。
タイムズカーシェアは、月額880円の会費が発生しますが、会費の880円はシェアリング料金に充当できるため、毎月1時間までカーシェアを利用可能です。(利用料金は15分=220円〜)

タイムズカーシェア以外にも、多くのシェアリングサービスが存在します。

月額会員費完全無料のサービスもあります。料金体系や自宅から駐車スペースまでの距離を加味して検討しましょう。

ウォーターサーバーの契約

飲み水をペットボトルで購入していた株男くんは、購入頻度と労力を考えてウォーターサーバーを契約しました。

株男
株男

車で水を買いに行っても、駐車場から自室までが結局遠いからすごく楽になったよ

コメント

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