以下は2023年4月21時点のものです。選定基準においては、別記事、高配当株の選び方で解説しています。
事業内容
- 鉄道車両の製造・修理事業:鉄道車両の製造・修理業務を手掛けており、新幹線や在来線の車両、地下鉄車両などを取り扱っています。また、老朽化した鉄道車両の近代化改造にも注力しています。
- 車両部品の製造事業:鉄道車両に搭載される部品の製造事業を行っており、主に車体構造部品、電気・制御部品、台車部品などを取り扱っています。これらの部品は、鉄道車両の性能向上や安全性向上に貢献しています。
- 航空機部品の製造事業:航空機部品の製造事業も手掛けており、主にアルミ合金製品、チタン合金製品、炭素繊維強化プラスチック製品などを取り扱っています。航空機部品は、軽量化や高強度化が求められるため、高度な技術力を必要とする分野です。
- 環境対策事業:環境対策事業として、ソーラーパネルの製造・販売、エネルギー管理システムの提供などを手掛けています。これらの事業により、地球環境の保全に貢献しています。
株価 PER PBR 配当
コロナ少し前から下降トレンドに入っていますが、2017までは上昇トレンドを形成してました。
PER12.59倍 PBR0.93の水準です。
2021年に減配したのが、懸念要素ですが、2023年の予想は90円になっているので、増配努力が伺えます。
配当利回りは3.39%。一昨年の減配と下落トレンドがありますが、逆に今年は上昇傾向なので、今が買い時かもしれません。
業績
売上高は微増傾向、営業利益の拡大に期待したいところです。しかし、利益率は改善しており、2021年3月期には過去最高を記録しています、
注力事業
- 新幹線車両の製造:新幹線車両の製造においては、東北・上越新幹線や北海道新幹線などの多くの新幹線車両を手掛けています。高速走行や乗り心地の向上などに貢献しています。
- 地下鉄車両の製造:地下鉄車両の製造においては、東京メトロ、大阪市交通局など、多くの地下鉄車両を手掛けています。快適性や安全性に対する要求が高い分野で、高い技術力を要します。
- 車両部品の製造:車両部品の製造においては、高度な加工技術や素材技術を駆使し、鉄道車両や航空機などの部品を手掛けています。
東日本の鉄道を中心に、鉄道、土木、建築業に乗り出しています。土木事業が全体の7割近くを占め、線路メンテナンス工事シェアはNo.1です。
日本の自動車保有割合は減少傾向で、路線の相互乗り入れや、直通運転、リニア開発など、路線旅客はまだまだ発展していくでしょう。
線路には運行による摩擦、振動、荷重など、多くの負荷がかかるので、新路線の拡大が無くても、常にメンテナンスを必要とします。これが東鉄工業の大きな収益源です。
また、首都圏のホームドア設置は今後益々加速していくことでしょう。従来6〜8人で行っていた作業を専用クレーンの導入で、設置を効率化しました。
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