今からでも遅くない。投資の格言には「今日が1番若い日です」という言葉があるように、投資を始めようと持ったら1日でも早く行動することが大切です。
理由は、投資は安定的な成長をする投資対象に投資した場合、
投資年数✖️投資金額=投資成績となるからです。
もちろん投資先を間違ったり、収入に見合わない無理な投資はいけません。まもなく始まる新NISAに向けて、投資を始めるならすべき4つのことを簡単に解説します。
- SBI証券で口座開設する
- 三井住友NLカードを作る
- NISA口座を利用する
- つみたて投資を設定する
- 2024年スタートの新NISAへの投資が最高の形で望めます
- 現行制度のNISAの非課税枠を余すことなく利用できます
- 投資しながらクレジットカードのポイントも貯められます
(貯まったポイントも投資できる)
SBI証券で口座開設する
株式投資をする=株(投資信託)を買う
株取引には証券口座が必要なので、開設の申し込みをしましょう。
口座開設の費用や維持費はかかりません。無料です。
マイナンバーカードがあれば、ネットで最短5分で入力完了します。
三井住友NLカードを作る
このクレジットカードはSBI証券での投資信託の積立に利用します。
投資金額はクレジットカードの利用明細に計上されるのでポイントが貯まります。
(還元率はカードの種類によって、0.5%〜5%)
オンラインでカードの申し込み完了後クレジットカード番号がわかるようになります。
or
カードが手元に届いたら、カード番号を確認しましょう。
カード番号がわかるようになったら、Vpassアプリをダウンロードして、VpassIDを設定しましょう。
Vpassアプリを使う目的
- Apple PayやGoogle Payに登録すればカード不要でタッチ決済が可能
- 外出先でもクレジットカード番号の確認ができる(定期支払いの契約などに)
- カードの利用代金、利用可能残高が確認できる
- Vポイントの保有数を確認できる
三井住友カード Vpassアプリ
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NISA口座を利用する
証券口座の開設が済んだら証券口座内で、「NISA口座」を使って株を買います。
具体的な方法は後述の「つみたて投資を設定する」で解説します。
- 一般に証券口座内で取引する口座の1つをNISA口座と呼びます
- NISA口座の非課税枠を使い切ってしまったら、特定口座で運用します
- 特定口座での運用は利益に対して20%の課税があります
- NISAの非課税枠はつみたてNISAが年間40万円まで、一般NISAが120万円まで
- つみたてNISAの非課税期間は20年
- 一般NSAの非課税期間は5年
つみたてNISAと一般NISAの選び方
2023年の残り4ヶ月、どちらのNISAも非課税枠を使い切ることは可能です。
2023年中にどちらかのNISAを選択して、一度投資すると年内の変更はできません。
☆向こう5年間で使う予定の無い余裕資金が120万円以上ある人
⇨一般NISAを選択しましょう
☆余剰資金が120万円も無く、40〜60万円程度の人
⇨つみたてNISAを利用しましょう
どちらのNISAもひと月あたりの積立金額は増額できるので、投資可能であれば増額設定を利用しましょう。
(例)つみたてNISAの場合
(現在9月、2023年残り4ヶ月の場合)
40万円➗4ヶ月=10万円
この場合、月間積立金額※33,333円にプラスして、66,667円まで増額設定が可能です。
※クレジットカードの積立設定は33,333円までとなり、増額設定分は証券口座内の現金で買い付けることになります。
クレジットカードの設定と投資タイミングには設定日に締め切りがあるので、間に合わない場合は現金買付をしましょう。
(例)10月1日の投資には、9月10日までにクレジット積立の設定の必要があります。
一般NISAを選ぶメリット
一般NISAは非課税期間が5年とつみたてNISAの20年に比べて短いですが、120万円という3倍の金額を投資することが可能です。余剰資金が多い人にはおすすめの選択肢です。
一般NISAでは、つみたてNISAでは買うことのできない、個別株(S株を含む)やETFを買うことができます。
一般NISAはつみたてNISAに比べて、購入可能商品の対象が広いので、高配当株やETFにも投資可能です。NISA枠で購入した商品の配当金も非課税の扱いになります。
個別株の例
トヨタ、NTT、Apple、Microsoftなど
ETFの例
VYM、HDV、iシェアーズMSCI ジャパン高配当利回りETFなど
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)や、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に投資可能余剰資金を増額設定し、非課税枠を使い切る。
投資可能余剰資金は向こう5年間使う予定の無いお金にしましょう。
引越し代や結婚資金、子供の入学金を充てるのは控えましょう。
クレジットカードで購入できるのは、投資信託のみになります。
(ポイントが付くのは月間積立5万円まで。5万円以上は証券口座内の現金を使います)
個別株や、ETFの購入にクレジットカードは使用できません。
つみたて投資を設定する
投資信託の注文方法
投資信託の注文は、開設したNISA口座の種類によって選択するボタンが異なります。
つみたてNISAの人⇨「つみたてNISA買付」
一般NISAの人 ⇨「積立買付」を選択しましょう。
つみたて投資の設定方法はここから解説しています。
ETFの買付方法
ETFの積立設定は商品検索後、「定期」のボタンを押します。
預かり区分は「NISA」を選択しましょう。
まとめ
2023年中にNISA口座を開設しておけば、2024年の新NISAも自動的に同じ証券会社で開設されます。
2024年からは1人あたり1,800万円までの非課税枠が与えられるため、2023年中に投資を始めれば別枠で40万円or120万円の非課税枠を使うことができます。
長期投資の運用成績は投資期間✖️投資金額が重要になります。
2024年の新制度が始まってから投資を覚えるより絶対◎。少ない金額で1日も早く投資の世界を体感することが将来の資産形成につながります。
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