突然ですが、たまご食べてますか?
たまごは身体にいいので1日1個~2個くらいは食べた方がいいんだとか※所説あります。
たまごは生でも食べられるし焼いたり、茹でたりと加工しやすく原型をとどめない食べ方など
調理や食べ方のバリエーションも豊富で食材としてもあれば重宝しますよね。
そんな”たまご”ですが、そんな”たまご”だからこそ・・・
世の中には”たまご”にまつわるエピソードがたくさんありますのでご紹介したいと思います。
たまご
“たまご”は「卵」と書いたり「玉子」ともかいたりしますが一般的には使い分けれらています。
一文字の「卵」は孵化して育つ生き物のたまごを指します。
鳥だけでなく、魚や虫のたまごも一文字の「卵」と書きます。
一方、二文字の「玉子」は食用のものを指し、鶏のたまごを表すのが一般的です。
更に食材の鶏卵に限れば、生の状態のものを一文字の「卵」、調理されたものを二文字の「玉子」とするのが一般的です。
例えば加熱前のものは「生卵」「卵かけご飯」、加熱されたものは「玉子焼き」「玉子丼」といった具合に、分けられることが多いです。※諸説あります。引用元:JA全農たまご株式会社
一般的に
「卵」は、生物学的な意味で使われ、孵化して育つ生き物のたまごを指します。
「卵は」鳥だけでなく、魚や虫のたまごにも使われます。
また「玉子」は、食材的な意味で使われ、調理された卵を指します。特に鶏のたまごを指すことが多く、レシピ本などの文献に使われます。
鶏が先か、卵が先か
「鶏が先か卵が先か」論争を聞いたことがありますでしょうか?
鶏が卵を産むから鶏が先なのか・・・それでは、その卵を産んだ鶏はどうやって産まれたのか?
ふたつの関連した物事のどちらか先か?どちらが原因で起きた物事なのかわからないことを表す言葉として使われています。
様々な研究が進み、色々な専門家の間でも意見が割れており所説あるようです。
イギリスのニュースサイト『THE SUN』の2023年2月11日の記事では下記の様に発表されました。
鶏が先か、卵が先か、どちらが先でしょうか?
それは決して答えが出ないような昔からの疑問だ。しかし最近、数人の科学者がこの議論に終止符を打とうとしている。
ほとんどの生物学者は卵が最初に生まれたと考えていると伝えられている。
もしかすると
鶏ではない何か他の生物(例えば恐竜)が産んだ卵から、突然変異で鶏が孵り、
その鶏がまた卵を産み鶏が孵り・・・を繰り返し、鶏の遺伝子が強くなり、なが~い年月をかけて現代にいたる・・・って感じなのでしょうか??
スーパーで売っているたまご
みなさんは不思議に思ったことはないでしょうか?
家に持ち帰った卵は冷蔵庫で保存するのにスーパーでは常温保存していますよね?
保存方法
なんとなく鮮度を保つために家では冷蔵庫なのは理解できますが
なぜスーパーでは常温で陳列しているのでしょう??
それは、ずばり食材は温度の変化で傷んでしまうからなのです
スーパーで冷蔵状態で陳列されていた場合
スーパーで冷蔵陳列➡家までの帰路で常温➡自宅で冷蔵保存
と、買ってから自宅の冷蔵庫にしまうまでに温度変化を伴ってしまいます。
この温度変化による鮮度の悪化を防ぐためにスーパーでは元々常温にて陳列されているわけです。
上の写真の様にドアポケットに卵を保存できるようになっている冷蔵庫もみかけますが
冷蔵庫を開けるたびに常温にさらされ、閉じると冷たい冷気に包まれる。
この温度の変化を繰り返すことで食品の傷みが進みますのでお勧めはできません。
また、たまごを保存する際は、尖っている方を下向きに保存した方が劣化を防げるんだそうです。
卵は尖ってる方が強度が強いので、下向きに保管するのがおすすめです。
それに、卵の丸まっているほうには空気がたまっていて、そちらを下にすると空気が上に行こうして中身の上下が入れ替わり不安定になり劣化が進んでしまいます。
上記の理由により、スーパーで売っている卵も尖っている方を下向きでパックされています。
さらに、卵の殻の表面に食中毒の原因となるサルモネラ菌が付着している可能性があります。
冷蔵庫の中で他の食材にサルモネラ菌が付着するのを防ぐためにも
パックのまま冷蔵庫の奥の方にしまうのがおすすめです。
※スーパーなどで購入できる卵は、生産農場で30℃以上、かつ卵温より5℃以上高い温度のお湯で殺菌洗浄してから出荷されています。
卵のサイズ
卵にはMサイズやLサイズ等のサイズがあるのはご存知かと思いますが
このサイズの違いは、どう違うのかまではご存知ない方がいらっしゃると思います。
ざっくり簡単にご説明したいと思います。
ズバリ、サイズの違いは
「重量」と「黄身と白身の割合」です。
卵のサイズは重量でSS~LLまで6サイズに分類されていますが、スーパーなどで販売されているのは、ほとんどがMサイズとLサイズです。
たまごの大きさは「産む鶏の年齢」によって変わります。若い鶏が産むたまごは小さく、年齢が高くなるにつれ大きいたまごを産むようになります。
そのほか、たまごの大きさは「食べる餌の量」によっても変わります。鶏は夏になると食欲が減退します。この影響を受けてたまごの大きさも全体的に小さくなります。つまり、夏になると大きなサイズの卵(Lサイズ以上)はスーパーに陳列されにくくなります。
Mサイズ
SS~LLサイズの6サイズの中で最も黄身の比率が高いMサイズのたまご。
そのため、卵黄のおいしさや特徴が、より味わえます。
卵黄そのものを味わう料理や生で食べるのに適しているサイズです。
<Mサイズのたまごのおすすめの食べ方>
- たまごかけご飯
- すき焼き
- ゆでたまご
- 目玉焼き
Lサイズ
Lサイズのたまごは黄身と白身のバランスが丁度よく、お互いの味を引き立てあい、たまご本来の味を楽しめる料理や半生状態での食べ方に向いていると言えます。
<Lサイズのたまごのおすすめの食べ方>
- スクランブルエッグ
- たまご焼き
- オムレツ
- 親子丼
LLサイズ
どちらかというと黄身より白身の量が多いLLサイズのたまご。
MやLサイズ以外のたまごは一般的に白身の割合が多いと言われていて、ケーキやプリンなどの洋菓子をつくるのに向いています。
<LLサイズのたまごのおすすめの食べ方>
- ケーキ
- プリン
- 茶碗蒸し
たまごの栄養
たまごは栄養価が高い食材として有名ですが油断していると「今日はひとつも食べてない」なんてこともあるのではないでしょうか?
“朝食は食べない派”の方はもちろんですが”シリアルとヨーグルトとフルーツだけ”というかたも
日中に意識しないと意外と食べていないのかもしれません。
お昼ごはんはカップラーメンとおにぎりやパンだけという方や
夜は同僚や後輩たちと居酒屋で焼き鳥や唐揚げなどの揚げ物メイン・・・。
とても危険な食生活ですね。
たまごはアミノ酸スコアが高いので身体にはすごくいい食材です
お昼ご飯をご自宅でインスタントラーメンやカップ麺だけで済ませてしまうかたは
是非、生卵をひとつどんぶりの中に落としてみてはいかがでしょうか?
もっというと、そんなときの飲み物は牛乳がオススメですよ。
さいごに
卵は生命の復活の象徴とされ、カトリック教会では、命の誕生と磔刑にされて死んだイエス・キリストが三日目に復活した事を重ね、復活の記念日として復活祭(イースター)を祝います。
復活祭(イースター)では卵をカラフルに彩って飾り付けたり贈りあったりします。
ぼくら生物の進化の謎を紐解くひとつのキーとのなりえる、そんな神秘のたまごにほんの少しだけ迫ってみました。
これほどひとつの食材で色々なバリエーションの調理法や食べ方があるものも珍しいと思います。
たまごは何かの代わりは出来ても、なにかでたまごの代わりは務まらないんじゃないかと思います。
むかしのドラマで豪華客船でカニ料理を振る舞うはずだったのにカニが逃げ出してカニ料理を提供できなくなり困り果てたシェフたちが卵で代用し見事ほんもののカニよりおいしい料理を完成させハッピーエンドとなったってのがありましたね笑(これは出来過ぎと思いますケド・・・)
さいごになりましたが
たまごの食べ過ぎには気をつけましょう。
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