夏の肌のトラブルの予防と対策 徹底解説②

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今年もまた暑い夏がきます。気温が高くなり肌にありとあらゆるトラブルが襲ってきます。

そんな夏の肌トラブルの解決策と予防策をいくつか紹介したいと思います。

紫外線

紫外線 日焼け

夏の肌の天敵のひとつに紫外線があります。

もう何十年も前から環境破壊により、地球を守るオゾン層が破壊され、太陽から降り注ぐ紫外線の影響が強くなってきているといわれちゃってますよね。

南極上空のオゾンホールって現象も有名な話です。

 紫外線により皮膚に好発するがんには、基底細胞がん、有棘細胞がん、黒色表皮腫(メラノーマ)があり、最も多いがんは基底細胞がん、次いで有棘細胞がんです。いずれも患者さんの半数以上が高齢者で、皮膚がんの発生には生涯浴びる紫外線量が関与しています。
皮膚症状は日光がよく当たるほお、耳、下唇、手の甲などに多くみられ皮膚がザラザラして厚みが増し、イボのような角状の突起が発生してきたり、ホクロ様のものが大きくなり、かいよう状となったりすることもあります。
がんのり患率調査によると日本人では人口10万人当たり約10人、米国の白人は232人、黒人は3.4人、オーストラリアの白人は800人と報告されて います。

引用元:公益社団法人前橋市医師会

屋外でのイベントやアウトドアなどで長時間にわたり紫外線を浴び続けてしまう際は勿論ですが、日常的に通勤や通学時や室内にいても紫外線はガラス窓を透過してきますので対策が必要といえます。

アメリカで28年間、トラックの運転手として働いていた男性の顔写真はあまりにも有名です。

左ハンドルの車を長時間運転していた為、左側の窓からの強烈ば紫外線が差し込んだ結果、顔の左側の方が突出して老化が進んでしまったんだそうです。

太陽光

太陽の光は大きく3つに分類することが出来ます。

可視光線

目に見える光

赤外線

目に見えない光

紫外線

紫外線は目には見えませんが肌へのダメージは看過できません。

UVA
  • 物質を透過しやすい為、曇りの日でも関係なく弱まらない。
  • 肌へ即座にダメージを与えるほどの強さはありませんが、肌の奥の真皮まで届き、ダメージは蓄積していきます。
  • 太陽から地上に届く紫外線の9割を占めます。
UVB
  • 大気層(オゾン)でだいぶ吸収されますが、一部が地上まで届きます。
  • 太陽から地上に届く紫外線の1割ほどと少ないのですが非常に強力です。短時間で肌が赤くなり、シミの原因になります。
  • 波長の短いUVBは肌表面へのダメージが深刻です。表皮細胞やDNAを傷つけるなど、生体への影響が強いんです。
UVC
  • 地上までは届いてこないです。

日焼け止め

日焼け対策の定番といえば日焼け止めですね。

肌の露出をしての外出を控えるのも限界がありますので、日焼け止めを塗っての外出がおすすめです。

SPF

日焼け止めの商品パッケージに表示されいる“SPF”の数字はUVBに対する効果を表す数字で大きい方が効果が高いってことです。

表示上では最大で50+ってのが一番上位になります。

PA

SPFに対し”PA”の表示はUVAに対する効果を表す表示で数字ではなく+の数で表されます。

最大でPA++++(+が4個)が一番効果が高いです。

※PA+~PA++++の4段階

おすすめの日焼け止め

日常使いにおすすめです。

資生堂薬品のサンメディックがおすすめす。

無添加(※1)なので大人から小さなお子様まで、これひとつで全員使えます。

※防腐剤(パラベン)・アルコール・香料・着色料・鉱物油を配合していません。

炎天下のレジャーやポーツ、アウトドアなどにおすすめなのは資生堂のアネッサです。

身体(ボディ)用の王道の日焼け止めです。

耐水性の高さがウリのウォータープルーフタイプ。なのに石けんで簡単に落とせる。

べたつきにくく、白くなりにくい。

さすがの資生堂ブランド。日本の夏はアネッサの夏ともいえます。

日焼けによるやけど

日焼け対策をしていても、お肌が弱い方は強烈な紫外線にやられてしまう事もあります。

すこし日焼け止めを塗るのを怠ってしまっただけでも、やけどのような症状がでてしまう事も。

そんなときは日焼けによるやけど専用の塗り薬がありますのでおすすめです。

症状がかなりの広範囲や、水ぶくれ、ただれなどを伴う場合は病院へ行きましょう!

症状が軽い、もしくは広範囲すぎる場合は薬ではなくアロエジェルなどもおすすめす。

日焼けによるシミ・そばかす

日焼けによるシミ・そばかすには何といってビタミンC美容液が一番です。

自然界に存在する成分で唯一の漂白作用の成分と言われています。

その中でもロート製薬のオバジCはビタミンCを高濃度で配合した美容液です。

濃度によって値段が違います。

C5セラム・C10セラム・C20セラム・C25セラムネオと4段階のラインナップ。

最近はニキビ跡の黒ずみにオバジCを使用するメンズもいるくらいです。

ニキビ跡の黒ずみはシミではないのですがメラノサイトによる色素沈着という意味では同じです。

高濃度のビタミンCは刺激があるため、はじめての方濃度の低いものからのお試しをおすすめします。

夏になると薄着になり肌の露出が増えます。

そうすると、ちょっとした事で露出した肌に傷ができやすくなりますよね。

怪我による傷・掻き壊しによるひっかき傷ややけどにより皮膚が裂傷し化膿してしまう可能性も。

特にお子様は半そで・半ズボンで外で走り回って遊んでいる転んでしまったりしちゃうもんです。

軽い切り傷・すり傷ならバンドエイド キズパワーパッド ふつうサイズ(10枚入*2コセット)【バンドエイド(BAND-AID)】[絆創膏]でもいいと思います。

注意点として、キズパワーパッドはキズ薬などのクリームや軟膏を塗っちゃいけないって事です。

使用の際は使用上の注意事項をご確認ください。

傷が深い場合や傷口がじゅくじゅくしていたり化膿している場合は抗生物質の配合された軟膏がおすすめです。

にきび・吹き出物

にきびには多く分けて思春期に時期にできるタイプと大人の方にできるタイプとがあります。

それぞれの原因と予防・対策の違いをご紹介します。

思春期ニキビ

その名の通り10代の頃になると発症するニキビです。

皮脂の過剰な分泌により毛穴詰まるのが主な原因で、皮脂が分泌されやすいTゾーンに発症しやすいのが特徴。

大人ニキビ

大人ニキビもその名の通り20代以降に発症するニキビで、化粧品や古い角質の毛穴詰まりが主な原因。

頬や口周り、アゴなど、乾燥しやすい部分にも発症しやすいのも特徴です。

大人になり肌質の変化や、生活環境の変化に伴う睡眠時間の減少、偏った食生活、ストレスなどが原因で、それまでニキビが無かった人も、大人になってから発症するケースもあります

大人には大人のニキビ薬で治療しましょう。

蕁麻疹

蕁麻疹じんましん全身にかゆみや赤身などの発疹が現れる症状で原因はさまざまです。

コリン性蕁麻疹・発汗(暑さ、お風呂、運動、精神的な緊張 など)
温熱蕁麻疹・温熱刺激(日光による皮膚の温度上昇、お風呂 など)
寒冷蕁麻疹・寒冷刺激(冷房、冷たい飲食物 など)
日光蕁麻疹・日光の照射
引用元:株式会社ミナカラ

蕁麻疹の症状は全身、または広範囲に発症することが多いので、大量の塗り薬を使用するリスクを考えると内服薬を使用する方が得策と言えます。

普段より重い疲れやストレスを抱えているときなどは普段は平気でも、突然発症することもあります。

例えばいつも食べている食べ物を食べただけでもアレルギー反応で蕁麻疹がでることもありますので疲れやストレスをため込みすぎないように質の良い食事や睡眠を心がけましょう。

帯状疱疹

夏のおわりから秋口頃にかけて帯状疱疹の患者さんが増えるそうです。

おそらく夏の疲労のピーク、いわゆる夏バテの症状が全面にわかりやすく、一気にどっとでてくるんでしょうね。

帯状疱疹の症状は皮膚に出てきますが、皮膚の疾患とは違いヘルペスウィルスによる感染症です。

過去に水疱瘡にかかったことのある方は水疱瘡の再発のことです。

一般的に口のまわりにできる症状は”口唇こうしんヘルペス”といいますね。

帯状疱疹も口唇ヘルペスも疲れていて抵抗力が落ちてきているときに発症しやすくなります。

帯状疱疹 症状

帯状疱疹は皮膚にビリビリとしたシビレのような痛みを伴う痒みを発症し水疱が帯状に現れます。

治療の開始が遅れたりして重症化するとビリビリと神経痛だけが長引く可能性もあります。

治療法

基本的にウィルス性の感染症に市販薬は存在しませんので病院にいくしかありません。

お医者様の指示されたとおりに処方されたくすりを飲むしかありませんので、ここでは余計なことはかかないようにしておきます。

自己判断は危険ですので、ちょっとでも、もしかしたら・・・と思ったらすぐ病院へ行きましょう。

ヘルペスウィルス

感染症といっても接触感染がほとんどなので患部に触れられなければ誰かに病気をうつす心配はほとんどないと言えます。※飛沫感染も稀にあり。

口唇ヘルペスの塗り薬は薬局や薬剤師のいるドラッグストアで購入することが出来ます。

※ネットでも購入可能

まとめ

ほとんどの身体の異常や症状は良質な食事良質な睡眠適度な運動の3つでなんとか回避できるんじゃないかと、個人的には思ってます。※ちがったらごめんなさい。

皮膚のターンオーバーも細胞の再生も、成長ホルモンの分泌が多くなる“入眠後3時間後”がもっとも盛んになると言われてますからね。

たっぷり睡眠とりましょう。

栄養に関しては、特にお肌に良いのがビタミンB群。

ビタミンB群の中でもビタミンB2とビタミンB6が有用です。※ビタミンの話は、また今度。

過度なストレスも百害あって一利なし!ですので、ストレスをためずに毎日楽しく生きましょう。

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