証券口座を開き、NISAの申込を完了したあなたに。
どうやったら楽して資産運用ができるのだろうか。日々株価や経済動向の動きに慣れてない初心者さんは、「何を買ったら良いのかわからない。」「いつ買ったら良いのかわからない。」というのが2つの大きな悩みになることでしょう。
資産拡大したいと持っている人(値上がり益が欲しいと思っている人)は、つみたてしている投資信託の商品、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)などの商品を買い増しして、投資金額を増やしましょう。
今回は配当金が欲しいと思っている人への記事です。
(日本株では配当という言葉ですが、米国株では分配金と呼ぶため、以下分配金とします)
分配金をもらうには、米国高配当ETFの「VYM」に投資しましょう。
VYMの株価106ドル、為替1ドル146円なので、(2023年8月現在)
約1万6千円から投資可能な商品がVYMです。
VYM 過去の分配金履歴 | |
2022年 | 3.2518ドル |
2021年 | 3.0961ドル |
2020年 | 2.9061ドル |
2019年 | 2.8418ドル |
上記の表は、VYMを1株持っているともらえる年間の分配金です。
自動設定の手順
- 外貨積立
- SBI銀行でドルを定期的に買います
- 米ドル定期自動入金サービス
- SBI銀行で買ったドルをSBI証券に送る設定です
- SBI証券 定期買付
- SBI銀行から送金したドルでVYMを定期買付します。
外貨積立の手数料3銭
外貨積立はSBI銀行内で、定期的に円をドルに両替する設定です。
交換手数料は業界最安で1ドルあたり3銭です。
SBI銀行で積立したドルをSBI証券に入金して、米国株を購入するとSBI証券で円貨決済を使った購入より安く購入することができます。
SBI銀行に預金している「円」を使って、米国株を買う決済方法です。
発注時にSBI証券がユーザーに代わって、外貨両替を行なってくれます。
外貨積立は、予め設定した条件(日付指定、曜日指定、毎日)でドル積立を行います。
日付指定:毎月◯日という設定方法です
曜日指定:毎週◯曜日という形で、月に4回〜5回積立します
毎日積立:土日を除く平日の営業日に毎日積立します
通常、SBI証券の米国株購入時の為替手数料は1ドルあたり25銭の手数料が発生します。(円貨決済)
設定方法
ログインし、”外貨預金・送金”をクリック
左部、メニューバーから、”外貨積立”をクリック
”お申し込み”をクリック
各種規約を確認する
購入上限レートを設定すれば、高値掴みを抑えられますね。
積み立てたドルはSBI証券の外貨即時入金で米国株購入の余力に入金することが可能です。(入金反映即時、手数料無料)
米ドル定期自動入金サービス
米ドル定期自動入金サービスはSBI銀行で積み立てたドルを、SBI証券の米国株買付余力に自動で反映する方法です。
- 振替手数料無料
- 最低10ドルから振替可能(金額は任意で設定可能)
- 振替日は最大5日まで好きな日に設定可能
SBI証券 定期買付 設定方法
定期買付はあらかじめ設定した投資先に、任意に日付で自動注文を出せるSBI証券の便利な機能です。
買付資金に米ドル定期自動入金サービスで送金したドルを使用できます。
- 買付日は、日付や曜日から複数選択も可能
- 決済方法は外貨決済を設定することで、為替手数料を抑えられる
- ボーナス設定は年に2回、任意のタイミングで増額した金額で注文を出せます
- ETFだけでなく、個別銘柄にも設定可能
米国株取引の手数料まとめ
米国株注文の場合、円貨決済の注文には1ドルあたり25銭の為替手数料が発生する
住信SBIネット銀行:外貨積立(手数料1ドルあたり3銭)
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SBI証券:米ドル定期自動入金サービス(振替手数料無料)
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「外貨決済」を使えば、円貨決済の8分の1の為替手数料で注文ができる
併せて、定期買付の設定をしておけば全自動で資産形成が可能です。
設定例(給料日が25日の場合)
外貨積立(毎月25日)→米ドル定期自動入金(毎月28日)→株式定期買付(毎月1日)
休日などは金融機関が稼働していなかったり、日本と米国で休場日に違いがあったりするので、設定の日付には、それぞれ2〜3日の間隔を持たせましょう。
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