SBI証券から2つの手数料無料化についてビッグニュースがありました。
これから投資を始める人にはまだピンとこないかもしれませんが、個人投資家にはとても嬉しいニュースです。
12月1日からSBI証券内での円⇄ドルの交換手数料がゼロになります。(システム構築までの間は翌月のキャッシュバックで対応)
2024年から新NISA口座での取引を対象に米国個別株やETFの売買手数料が無料になります。2023年中の取引は手数料(約定代金の0.495%)が発生します。
変更点の確認
為替手数料
今までは、住信SBIネット銀行で外貨を買い、SBI証券に外貨を送金する方法が最安の方法でした。
これからは外貨普通預金や、外貨積立といった手順が不要になります。
欲しいタイミングで、円⇄ドルの取引が無料で行えます。
米国株売買手数料
米国株の取引手数料が無料になるのは、新NISA口座内の取引のみです。
また、手数料が無料になるのは、取引コースが「インターネット」になっている人のみです。
ネットから申し込んだ大多数の人が満たしている条件だとは思いますが、念のため確認しましょう。
口座管理→お客様情報設定・変更→取引コースが「インターネット」になっているか確認しましょう。
現状の売買手数料は約定代金の0.495%です。
例えば、50万円分の米国株を買い注文したら、2,475円の手数料が発生していました。
これが無料になるのはとても大きなインパクトです。
『売買手数料無料』なので、株を売って現金にする場合もこれからは無料になります。
リアルタイム為替取引のやり方
事前準備として、日本円の買付余力が必要です。
住信SBI銀行のハイブリッド預金口座に振り替えるか、SBI証券に入金しておきましょう。
リアルタイム為替取引は、SBI証券内で2国間の通過を交換する方法です。
リアルタイムという名の通り、24時間変動する為替レートを元に為替取引を行います。
今回は日本円を米国ドルに両替する方法で解説します。
SBI証券にログイン
画面右上の「取引」から、「為替取引」を選択
米ドルの「買付」を選択
欲しいドルの数量or換金したい円の金額のどちらかを入力します。
注意点
取引時間
土日は取引ができません。
円貨決済は無料の対象外
SBI米国株アプリ内の現買(現物買い)からの「円貨決済」での注文は手数料無料の対象外です。
必ず、事前にリアルタイム為替取引でドルに両替した後、「外貨決済」で売買してください。
まとめ
- リアルタイム為替取引を使えばドル⇄円の交換手数料は無料になる
- 新NISA口座内の米国株取引は、個別株、ETFともに売買手数料が無料になる
- 米国株投資でもらう分配金もリアルタイム為替取引で「手数料無料」で円に両替しよう
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