12月4日8:00以降の注文から、楽天証券の米ドル為替手数料が無料化となりました。
また2024年スタートの新NISA口座内の取引限定ですが、米国個別株やETFの取引手数料が無料になります。
今回、楽天証券とSBI証券の2社が12月から為替手数料と米国株の取引手数料を無料化しました。
競合が競ってくれると、私たちのようなサービス利用者の利便性やコストはより快適になるので、とても嬉しいことですね。
『無料』為替取引の操作手順
- 注文可能時間が決まっている
- 平日8時〜翌6時の間のみ取引が可能
- (サマータイムは8時〜翌5時まで)
- 土日は取引不可
下図のように、操作手順は公式HPで図解されています。リンク先から手順を確認しましょう。
注意:為替手数料無料化の対象外もある
円貨決済は手数料無料の対象外
注文の際、「円貨決済」で注文すると為替手数料が無料になりません。
必ず「外国為替」から両替を行った後、「外貨決済」で注文しましょう。
✖️銘柄選択→注文→買い注文→決済方法「円貨決済」
◎銘柄選択→注文→買い注文→決済方法「外貨決済」
米国株の配当金を円貨で受け取る方法も対象外
米国株の配当金は通常ドルで入金されますが、楽天証券にはドルを円に両替して入金してくれるサービスがあります。
とても便利なサービスですが、この自動両替サービスも為替手数料無料化の対象外です。
配当金の為替手数料を無料にするには、楽天証券で保有しているドルを「その他商品」→「外国為替」で「売り」を行い円に両替しましょう。
米国株の売買手数料無料化
通常では約定代金の0.495%を手数料としていましたが、新NISA口座内の取引と限定して、この手数料が無料になります。
例えば、50万円分の米国株を買い注文したら、2,475円の手数料が発生していました。
これが無料になるのは、とても大きなインパクトですね。
これでAppleやテスラなどのビッグテックや、VYMのような高配当ETF注文にかかる手数料も無料になります。
まとめ
- リアルタイム為替取引で、為替手数料が無料に
- 円貨決済や定時為替取引は無料化の対象外
- 新NISA口座での取引は米国個別株、ETFともに売買手数料が無料
たっくんは「こう」使う
楽天証券の特定口座で保有している米国株を2024年に売却予定です。
売却の際は決済方法「外貨決済」で売却し、「外国為替」でドルを円に無料で両替します。
売却で得た資金は、2024年から使うSBI証券に送金し、新NISA口座で運用します。
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