結局どっち?新NISAは楽天?SBI?

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さて、早速ですが、2024年からの新NISAにむけて「証券口座の準備でも」とご検討の方もいらっしゃると思います。

そこで、人気を二分する楽天証券とSBI証券を徹底比較したいと思います。

大前提ですが、NISA口座は1人1口座しか持てません。

証券口座はいくつでも開設できますが、「楽天証券とSBI証券の両方でNISA口座を開設する」といったことはできない決まりになっています。

例えば、楽天証券でNISAを利用したい場合は楽天証券で口座を開設する必要があります。

楽天証券で口座開設をする。→楽天証券の中にNISA口座を開設する。といった考え方になります。

楽天とSBIと、どっちがおすすめか・・・注目すべき点は

  • 収入における投資と消費の割合
    • 投資はしたいけど、家族がいるから中々支出を削減するのが難しい…
    • 毎月1万円からでもNISAを始めてみたい
  • 毎月積立られる金額
    • 毎月3万円なら積立られそう
    • 毎月1万円が限界…
    • 毎月10万円積み立てられる

こういった様々な生活背景によって、選ぶべき証券会社は変わってきます。

この記事を読んでもらえれば、どういう方に、どっちがおすすめなのか、どういうメリット・デメリットがあるのかわかるようになります。

楽天証券クレジット積立1%ポイント付与が復活

出典:楽天証券

2023年6月の買い付け分より、楽天クレジットでの積立投資がポイントアップします。
これまで0.2%だった還元率が、0.5〜1%にアップします。(※カードのグレードによって異なる)

楽天カード(ノーマルの場合)

毎月1万円で年間12万円投資した場合は、240円のポイントがつきます。(6月以前)
毎月1万円で年間12万円投資した場合は、600円のポイントがつきます。(6月以降)

なんだ、たった600円か。

と思うかもしれませんが、毎月投資金額が5万円(年間60万円)なら3,000円分のポイントがもらえます。

積立金額別ポイント付与シミュレーション

2024年のNISAでは毎月最大10万円までがポイント付与の対象になります。

以下、一覧にまとめました。

楽天カード 三井住友

投資信託保有残高 ポイント付与

NISAでつみたてた投資信託の保有残高に応じて、それぞれの証券会社で、ポイントサービスが用意されています。SBI証券は保有残高に応じて毎年付与ですが、楽天証券は条件金額に到達時の一度きりです。

人気の2大投資信託、
・三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)では0.0326%

・三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)では0.0175%

となっています。

ポイントの付与率は商品によって様々です。(各商品のポイント付与率はこちら

出典:楽天証券

オール・カントリーで、投資信託1000万円保有していた場合、
SBIでは、毎年約1750Pの付与ですが、楽天では、500Pの付与が一度きりです。

毎年役1750円もらえるSBI証券と1度きり500円の楽天証券では、SBI証券の投信マイレージに軍配が上がります。

2023年10月27日に楽天証券で2つの投資信託が誕生しました。
この2商品のみ、保有残高に応じて毎年ポイントがもらえます。
「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」が0.0175%
「楽天・S&P500インデックス・ファンド」が0.0341%。

結局どっちなのか

今まで、楽天証券のポイント改悪が続き、SBI証券がおすすめナンバー1だったのですが、楽天クレジットの投資還元率改善で、大差が無くなってきました。

SBI証券のポイント

  • 投信マイレージでは楽天証券に圧勝
  • 外貨積立で、為替のドルコスト平均法が使える
  • 街中利用のショッピングポイントでは楽天に劣る(楽天1%、三井住友0.5%)
  • NLゴールドカードは年間100万円の利用で翌年以降年会費(5,500円)永年無料

楽天証券のポイント

  • 街中ショッピングでも1%還元
  • 楽天市場のヘビーユーザーは楽天の方が多くポイントをもらえる可能性が高い
  • 楽天ゴールド:年会費2200円
  • 楽天プレミアム:年会費11,000円、楽天市場➕2倍付与

年間100万円ショッピッグしたとすると、SBIは5,000円還元。楽天は1万円還元です。

(どちらの上位カードも年会費をペイできるレベルです。)

カードの年間利用額も一つの判断目安になります。

判断のポイントは

  • 毎月の投資積立額
  • 年会費
  • ポイント付与率
  • 年間のカード利用額予測

これらを総合的に判断する必要があります。

投資で得たポイントを再投資するのであれば、SBI証券の方が、複利の効果が働きそうです。

楽天プレミアムカードで、 楽天モバイル SPUを駆使して、日常生活を送ったり、楽天経済圏を多く利用する事で、SBIの投信マイレージを上回ることも可能になるでしょう。

楽天証券 SBI証券 比較
SBI証券

ここからは私的見解です

楽天証券の為替コスト(1米ドル=25銭)が安くなれば、このまま楽天証券を使い続けますが、

SBI証券の方が手数料が安いです。外貨積立(1米ドル=3銭)で投資資金の管理がとても楽です。

円高と株安が同時にやってくる事は中々難しいので、コツコツ外貨を積立して、株安時に一気に投資します。

2023年12月、楽天証券とSBI証券でドル↔︎円の為替手数料が無料になりました。

投資歴が長くなり、年齢も増してきたので、物欲はかなり減りました。ショッピングはあまりしなくなってきました。

なので、今後、各証券会社の改正が無い限り、

  • 新NISAはSBI証券
  • 毎月5万円つみたてNISA
  • 外貨積立で株安時のスポット購入に備える
  • 楽天クレジット(ノーマル)保持
    • 買い物用
  • 三井住友カードNL(ゴールド)保持
    • 投資用

クレジットカードが2枚になるのは嫌ですが…。この布陣が現在の予定です。

外貨積立はSBIで決まり

住信SBIネット銀行では”外貨積立”を利用することで、1ドルあたり3銭の手数料で定額積立が可能です。

楽天銀行にも外貨定期預金の積立はありますが、手数料は1ドルあたり25銭となっており、

SBIの8倍以上手数料がかかることになります。

単元未満株「S株」と「ミニ株」

株を勉強する上で有用なのが、単元未満株です。日本株は100株単位での取引が慣わしでしたが、

SBIのS株も楽天のミニ株も1株単位での取引が可能になりました。これにより、1社の株を買うのに、数十万必要だった資金が、数百円〜数千円で始められるようになりました。

楽天証券のミニ株はリアルタイム取引が可能で、時価でのトレードが可能です。(現状、アプリ非対応、ブラウザのみです。)

S株もミニ株もNISA口座対応です。

投資額別 証券会社とカードの選択肢

投資入門者 5千円〜3万円

  • 選択肢:楽天カード(ノーマル)(楽天証券)
  • 理由:楽天証券のアプリ、ブラウザの操作性は初心者にもわかりやすいです。投資還元率はクレジット0.5%ですが、積立金額も開始直後は5千円〜3万円程度が現実レベルではないでしょうか。積立金額も低ければ、SBIの投信マイレージを気にするよりも、楽天市場や街中ショッピングの還元率の方が魅力的だと思います。

投資中級者 3万円〜5万円

  • 選択肢:三井住友NLゴールド(SBI証券)
  • 理由:1番判断が難しいところですが、投資に力を入れたいというのであれば、NLゴールドカードと楽天クレジット(ノーマル)の併用がおすすめです。中級者であれば、投資の入金力がいかに重要かご存知のはずです。生活満足度を上げられるものに支出を最適化し、無駄な支出を省くはずです。消費として人生を楽しむ事も重要ですが、クレジットカードの買い物は所詮消費です。消費すれば消えて無くなります。最適化した支出で投資信託保有残高を積みあげ、投信マイレージでポイントを獲得しましょう。NLGカードの年会費はネックですが、年間利用額100万円を、光熱費やふるさと納税、アマゾンギフトカードのチャージなどを駆使し、日用消耗品への支出で最適化し、上手くクリアできる人でしょう。

ちなみに、楽天クレジット(ノーマル)と楽天ゴールドの年会費2,200円を投資還元率の差0.25%でペイしようとすると、2,200➗12=183.333

183.333➗0.25%=73,3333円

74,000円毎月積立すると、2220ポイントの獲得となり、年会費2,200円をペイできます。

楽天プレミアムクレジットの年会費11,000円をペイするには、楽天市場でのお買い物マラソンなどを駆使した、ショッピング還元が必要になります。

毎月10万円投資をしても、生活費(遊興費)にゆとりがある人(月収が多い人)

  • 選択肢:楽天プレミアムカード(楽天証券)
  • 理由:クレジット積立5万円で1%還元、楽天ペイ積立5万円で0.5%還元。投資に10万捻出しても所得にゆとりがあるため、ふるさと納税や楽天市場、楽天トラベルなどのサービスでポイント還元◎。投資で最大限ポイント獲得し、年会費を上回るポイント獲得が十分可能です。入金力が上がれば、運用成績も大きく変化します。SBI証券の投信マイレージに頼るより運用成績の向上や、高配当株投資に目を向けると良いと思います。

以上は、2023年3月現在の情報です。以下の点に注意する必要があります。

  • 投資入門者が中級者や上級者に成長する可能性を考えると、投信マイレージのポイント付与は見過ごせないメリットがあります。
  • SBI証券の投信マイレージサービスが廃止される可能性。

いつNISA口座を切り替えればいいか

結論 10月1日〜翌年9月30日まで

すでにどこかの証券会社で、NISA口座を開設し投資を開始しているが、来年のNISA口座を移管(証券会社を変えたい)と思っている人は、10月1日になったら変更手続きをしましょう。

2023年のNISA枠で1円でも買い付けた場合、年途中での証券会社の変更は不可です。

(例):つまり、2023年(今年)に楽天証券でつみたてNISAで投資している私は、2023年10月1日以降に移管手続きをすることで、2024年の新NISAからSBI証券でNISA口座を開設できます。

(移管手続きには1ヶ月程度時間を要するため、12月中など、年末付近に手続きを行うと、2024年始に間に合わない可能性もあるので、ご留意ください)

早めの手続きを行うことで、翌年の積立投資をスムーズに開始することができます。

手続き手順

  1. 移管したい次の証券会社(A)で口座開設する(NISA口座開設届出書を郵送してもらう)
  2. 今現在、NISAを運用している証券会社(B)に移管の連絡をする
  3. (B)証券から郵送される勘定廃止通知書を受け取る
  4. (A)証券に下記の3点を郵送する
    • NISA口座開設届出書
    • 勘定廃止通知書
    • 本人確認書類
  5. 手続き完了

注意点

 (A)証券で購入した投資信託は(B)証券に移管されません(資産残高はA証券で確認することになります)

特段不利益は生じませんが、1画面で資産の総額が見れず、各証券会社にログインしなければならない。という手間だけの問題ですね。

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