実は、普段は口にはしませんがレオナルド・ダ・ヴィンチのことをものすごいと思ってるんです。
なかなか発表する機会なんて、そうそうないんですけど「古今東西、世界中の偉人の中で誰が好きランキングBEST10」を発表する機会があったら、間違いなくレオナルド・ダ・ヴィンチが1位なんです。
2位以下が、どーでもよく思えるくらいの圧倒的な差をつけて。
ですが、すごく詳しいってわけではないんです。ただただ凄いんですよ。こんな凄い人を他に知ってますか?って感じです。
もっと世間の人も同じ気持ちなのかと思ったんですけど、意外と、そうでもないみたいなんで、ほんの少しだけ御紹介させて頂こうかと思います。
彼がどんな人物で、どんな思想や思考をもって、どんな偉業を成し、どんな作品を遺したのか。
人物『レオナルド・ダ・ヴィンチ』
本名:レオナルド・ディ・セル・ピエーロ・ダ・ヴィンチ(Leonardo di ser Piero da Vinci)
出生地: イタリア
生年月日: 1452年4月15日
死亡日: 1519年5月2日(フランスで他界)
代表作:
- モナ・リザ
- 最後の晩餐
- ウィトルウィウス的人体図
- サルバトール・ムンディ(救世主)
- 受胎告知
- 洗礼者ヨハネ
- 岩窟の聖母
モナ・リザ
1503-1505
ウィトルウィウス的人体図
1485 – 1490年
最後の晩餐
1495-1498
さて、誰もが知る偉人『レオナルド・ダ・ヴィンチ』ですが、みなさんの認識では芸術家だと思っている方も多いのではないでしょうか?
たしかに芸術家としても、みなさんのご存知のとおり世界的作品を世に残しています。
が、しかし芸術家という肩書だけでは全然足りません。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、芸術家、画家、博学者、科学者、占星術師、鏡文字、音楽、建築、料理、美学、数学、幾何学、会計学、生理学、組織学、解剖学、美術解剖学、人体解剖学、動物解剖学、植物解剖学、博物学、動物学、植物学、鉱物学、天文学、気象学、地質学、地理学、物理学、化学、光学、力学、工学、流体力学、水理学、空気力学、飛行力学、飛行機の安定、航空力学、航空工学、自動車工学、材料工学、土木工学、軍事工学、潜水服などの分野に顕著な業績と手稿を残したとされる。完全に解明されていない作品もあり、21世紀になっても幻と言われる作品も存在している[3]。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
まさに万能の天才と呼ぶのに相応しい存在。
有史以来・・・いや人類が知性をもって以来、彼以外に万能の天才という呼び名が相応しい存在はいないと思っています。
没後500年を経った今でも誰も彼を超える存在は現れていない。
この先、現れることなどあるのだろうか。
ファーストネーム『レオナルド』
『レオナルド・ダ・ヴィンチ』という呼び名ですが、これには意味があるのは有名ですよね。
ダ・ヴィンチはヴィンチ村(出身)の って意味らしいので
『ヴィンチ村出身のレオナルド』となりますね。
彼自身が絵画などにの記したサインにはファーストネームのレオナルドとしかして記していません。
※所説あるようですが固有の苗字ではない可能性もあるようです。
なので固有の人物として呼ぶ際には『レオナルド』のほうが正しいとされています。
世界一高価な絵
サルバトール・ムンディ
1500
2017年11月、ニューヨークのオークションでレオナルドの真筆絵画と認定された『サルバトール・ムンディ』が史上最高額の508億円で落札されたことで有名になりました。
この絵は男性版『モナ・リザ』と言われています。
以前までの最高落札額はピカソの絵で215億円だったそうです。
レオナルドの絵はピカソのそれの2倍以上の価値という事になりますね。凄い・・・。
世界一高価な本
世界一高価な絵につづき、世界一高価な本の話。お察しの通りこちらもレオナルドの作。
しかも、落札者がまたすごい方。
なんと、あのマイクロソフトの創業者のビル・ゲイツ氏。
レオナルドの直筆ノートのうちのひとつの『レスター手稿』を28億4000万円で落札。
地球史上、最も重要なノート
世界一の高価なノートとなったレオナルドの遺した手稿の多くは、ちゃんとした美術館などに所蔵されています。
かのナポレオン・ポナパルトの令で戦利品としてイタリアからパリに略奪された経緯もあるそうです。
その時の手稿は現在は『パリ手稿』って呼ばれてるそうです。
レオナルドは23歳頃から40年以上もの間、死ぬまで書き続けたそうです。
そんなレオナルドの手稿は約8,000ページが現存しているいるとされています。※弟子のメルツィが編纂したウルビーノ稿本を含む。
ウルビーノ稿本は現存していない10冊のレオナルドの手稿からも引用されていて、弟子のメルツィは、ほぼ忠実にレオナルドの言葉をまとめているため、レオナルドの手稿と同様の価値があると言われています。
失われてしまった手稿も含めると2万ページ以上あったとされているレオナルドの手稿。
まだ見つかっていない手稿がどこかに眠っているかと思うと浪漫ですね。
直筆ノートの多くは一般公開されていません。それほど超を幾つ付けたらいいかわからないほど貴重ってことですよね。
コピー版ですべてを購入すると2000万円程するそうですよ。興味がある方は是非。
本物だと安く見積もって3000億円以上らしいです。
凄くないですか?凄いですよね?
現代のビジネスに通じるレオナルドの思考
僕ら人類は500年かけてやっと彼に追いつけたのか、追いつきそうなのかなって感じみたいです。
彼の思考は現代のビジネスにも通じる思考法だと、僕よりもそれを信じてやまない先生が書籍化してくれています。
レオナルド・ダ・ヴィンチのファンからの僕からしたら、この書籍の発売を知り、すぐ本屋へ行ったんですが、すぐ見つかるような、いわゆる山積みはされておらず、棚に1冊あるだけでした。
店員さんに、どこにあるのか聞かないとわからないくらいでした。
『「地球史上、最も重要なノート」に書かれた思考法と仕事術とは』が書かれた本が、そんな扱いでいいんだろうか、って思っちゃいましたよ。
是非、おすすめです。
おまけの感情。
日本語って難しくて、レオナルドのことは世間的にも『天才』と呼ばれているし個人的にもそう思っているんですけど、もしかしたら、正しい日本語的には『秀才』なのかもしれないなぁって。
『天才』と『秀才』の違いに関してはまた別の機会に。
天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ [ 北野 唯我 ]リンク
ダヴィンチ・コード ダン・ブラウン「Origin」
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